第13回オンラインディベート練習会
講評・判定が出されております。
B論題「日本は裁判員制度を廃止すべきである。是か非か」
• 裁判員法が定める規定をすべて廃止し、職業裁判官のみによる裁判制度に戻すものとする。
A論題「日本は刑事事件における実名報道を禁止すべきである。是か非か」
• ここでいう実名報道とは、個人を特定して、その人が加害者または被害者であることを推測させる情報を、仕事として不特定多数に提供することとする。
• 違反者には刑事罰を科すものとする。
• 公務員または公務員であったものが在任中に関わった事件の本人に関する情報は禁止の対象から除く。
• 本人または警察が実名報道を要請した場合を除く。
※ディベートに際しては、「証拠資料の引用に関する細則」を確認してください。
対戦用掲示板
■B1:東北学院高(宮城)vsとまとけちゃっぷ(兵庫)■
■B3:能代高弁論部(秋田)vsシャア・アズナブル(兵庫)■
■B4:シャア・アズナブル(兵庫)vs鎌倉学園高弁論部(神奈川)■
■A1:青雲中学校(長崎)vs札幌市立平岡中央中学校(北海道)■
第13回オンラインディベート練習会
開催要項
◆論題 ~ディベート甲子園論題を用います~
A論題「日本は刑事事件における実名報道を禁止すべきである。是か非か」
• ここでいう実名報道とは、個人を特定して、その人が加害者または被害者であることを推測させる情報を、仕事として不特定多数に提供することとする。
• 違反者には刑事罰を科すものとする。
• 公務員または公務員であったものが在任中に関わった事件の本人に関する情報は禁止の対象から除く。
• 本人または警察が実名報道を要請した場合を除く。
B論題「日本は裁判員制度を廃止すべきである。是か非か」
• 裁判員法が定める規定をすべて廃止し、職業裁判官のみによる裁判制度に戻すものとする。
◆日程
参加申込み期間:
標準日程: 5月20日(水)~6月5日(金)
標準日程(学校からの参加を考慮し、月~金でのスピーチ提出になっております)
参加者の多くが早期終了&判定の早期提出を望んでいる関係で、日程を少し早めます(5月23日)
肯定側立論:5月20日(水)
否定側質疑:5月21日(木)
肯定側回答:5月22日(金)
否定側立論:5月25日(月)
肯定側質疑:5月26日(火)
否定側回答&否定側第1反駁:5月27日(水)
肯定側第1反駁:5月29日(金)
否定側第2反駁:6月1日(月)(間に合わなかった場合には2日(火))
肯定側第2反駁:6月3日(水)(否定側第2反駁が2日(火)だった場合には4日(木)
資料に関するアピール締切日時:6月4日(木)(肯定第2反駁が4日(木)だった場合には5日(金)まで)
判定:6月8日(月)まで
アンケートの提出締切 6月11日(木)を目安に
※補足
学校からの参加を想定し、月~金の平日に各ステージを実施することを想定した日程です。
個人・団体・チーム参加共に、参加者の都合により、標準日程の日時通りにスピーチの提出ができないケースがあると思います。それを、ディベート実施前に事前の日程調整をしますので、参加登録後に加入して頂くMLにて、ご都合をお知らせ願います。
◆出場枠
特に制限は設けない予定です。
両期間とも、中学、高校の論題を用いて、複数の試合を平行して開催します。
なお、A論題(中学論題)であっても、B論題(高校論題)であっても、参加資格は問いません。(例えば高校論題に中学生が参加しても、大学生や社会人の方が参加しても構いません。)
◆試合のルール
全国中学・高校ディベート選手権ルールと、オンラインディベートの仕様に準拠します。
ただし、立論と反駁の字数を短めに設定します。
•A論題(中学論題)の立論は1400文字以内
質疑、応答は1つ120文字以内で3つまで
反駁は1000文字以内
•B論題(高校論題)の立論は2000文字以内
質疑、応答は1つ100文字以内で5つまで
反駁は1350文字以内(←訂正しました)
※証拠資料の引用に関する細則がございます。順守ください。
※判定は、運営側が依頼する方にお願いします。
◆参加方法
都合の良い方法でご参加下さい。
なお、個人vs団体の対戦もあり得ます。
・個人参加の場合
ご自分のメールアドレスで参加して下さい。
本名でも、Webネームでも、参加が可能です。
・団体で参加をする場合
学校のアドレス、もしくは先生のアドレスで参加する場合には、学校のネットワーク担当の方に、大会参加の目的でそのメールアドレスを利用して良いのかどうかを確認の上、参加をお申し込み下さい。
また、学校の先生等が窓口となり参加する場合には、お手数ですが、生徒の作成したテキストを代理で送信、もしくは手書き原稿を代理入力して送信して下さったり、受信したメールをプリントアウトして生徒にお渡し頂くことになるかと思いますが、宜しくお願いたします。
なお団体での参加の場合には、団体名を明示させて頂きます。
◇ 参加申し込みは 締め切りました。 ◇
◆対戦カード、肯定側/否定側の振り分け
対戦カードは、申込者のお住まいの地域や過去の実績等から判断して、運営側で確定させます。
また、肯定側/否定側の振り分けも、申込み時の希望を踏まえ、申込みの時期(早い方を優先するようにいたしますが、例外もあります)や、申込者の過去の実績等から判断して、運営側で振り分けます。
上述しているように、個人参加、団体参加、チーム参加、学校参加の分け隔てはなく、対戦カードを組ませて頂きます。
◆参加者特典
参加者からは、参加者アンケートと共に、各地区大会にてより良い試合・議論をするための、今回の論題に関する議論への疑問、ディベートがより上手くなるための質問を受け付けます。
勝敗よりもオンラインディベートでの対戦という経験を、今後に最大限活かして頂くために、運営側と協力者から、誠実に応答させて頂きます。
なおディベートという競技の性格上、“議論の答え”を提示することはできませんが、考えるヒントとなれば幸いです。それが、各地区予選でのより良い議論に繋がれば幸いです。
◆補足
「試合を前にして、立論をネット上で公開したくない。他校&他地区に作戦が洩れる!」という方もいるかもしれません。
そのように心配される方はぜひ、ジャッジからのコメントを踏まえて、立論を練り直して下さい。
特に、前もってディベートを試行することにより、「真に議論すべき内容・論点は何か」を、地区の枠を越えて明らかにした方が、ディベート甲子園におけるディベートが、より一層、全国大会に相応しい高尚な内容となるのではないかと考えます。
☆更には今回より、立論は高校で5分程度とあと1分、中学で3分半程度とあと30秒、付け加える余地があります。
それによって大会本番までに、更に自分の言葉や証拠資料を用いて立論を強化する余地があるので、「(オンラインディベートへの参加によって)作戦が全て漏れる」ような深刻な状態ではなくなります。
よって安心して、積極的な御参加を呼びかけ、お待ち申し上げる次第です。
★運営より:以下3点を、どうぞご確認ください。
1.証拠資料は、原典を確認を!
証拠資料に関する細則を必ず確認して下さい。
毎年、証拠資料の不備が生じ、ジャッジが判定に困ります。当然、ディベーター側も嫌な思いをすることでしょう。
ですが、証拠なのですから、「誰が、いつ見ても、その通りですね」という状態だからこそ、かみ合った議論を構築できるのです。
試合前は自らの証拠資料を確認し、また試合中は、相手の証拠資料をも確認しましょう。
2.立論の3要件で何を述べたいのか、の再確認を!
この時期のディベートは、まだ試行錯誤の段階であるだろうことが想定されます。
ですが、ディベートに参加する方々は、「何が、どのような理由で、どうなるのか」を、きちんと説明できているのか、チェックしましょう。
そのためには、立論の3要件(メリットは【内因性・重要性・解決性】、デメリットは【固有性・発生過程・深刻性】)について確認してみるのがひとつの方法です。
また、作成した立論を予め他の人に聞いてもらうなど、複数の目でチェックしてみてください。
3.相手の議論の評価が変化するような反駁を!
当然、ディベートはゲームですから、ジャッジからの投票が得られるよう、議論をたたかわせる上で、反駁は必要不可欠です。
そこで、どのようなことを述べて反駁をしたら、相手の議論の評価が変化し、それによって自分たちがなぜ有利になるのか? …よく考えて、工夫をして試合を進めましょう。